時効延長に伴う未払い残業代請求問題
新型コロナウイルスにより、
観光産業・飲食業を中心に大打撃を受け、
経済対策・財政出動が求められ、
テレワーク・時差出勤なども導入の動きが
促進されるなど、いろいろな変化が
起こってきておりますが、
4月からの変更点も確認が必要です。
というのも4月から民法改正に伴い、
労働基準法上請求できる期間が2年と
されていた未払い残業代の請求期間が
3年までさかのぼれることとなり、
今後5年にさらに延長される
見込みとなっています。
2年から3年へと
1年間延長されるだけでも
1.5倍程度請求額が増えることになり、
金額としては、50万円~100万円程度
増加することが見込まれます。
このことからも今後は、
これまで以上に未払い残業代の請求が
増加することが予想されますので、
日頃から労働時間の管理を
適切に行うとともに、
残業代の計算の基礎となる手当の
算入漏れなどもないように、
給料計算の際にはご注意ください。
また、従業員が働きやすい
社内環境を整えていくこと、
コミュニケーションを円滑に、
そして活性化させていくことなど、
各企業において出来ることはありますし、
弊所としてもサポートさせていただけますので、
何かご不明な点や不安なことがあれば、
お気軽にご連絡ください!!
働き方改革への対応は、
もはや待ったなしの状況です!!