PART11 業務災害にかかる保険給付
今回のテーマは・・・『業務災害にかかる保険給付』です。
前回までは労災とは何か、業務災害や通勤災害の定義について
ご紹介しました。
PART11からは、実際に業務災害が起こった場合に、どういった保険の
給付が受けられるのかご説明いたします(^^♪
事業主の方は、1年に1度保険料を払っているのですから、
従業員に何かあれば是非とも保険給付を受けてください。
では、労災法上業務災害が発生した場合、従業員の方はどのような
保険給付を受けられるのかは、下記のようになっております。
<負傷した場合>
・療養の給付
・療養の費用の支給
・休業補償給付
・傷病補償年金
・介護補償給付
<治癒後に障害がある場合>
・障害補償年金
・障害補償一時金
<死亡した場合>
・遺族補償年金
・遺族補償一時金
・葬祭料
様々な保険給付がありますねΣ( ̄□ ̄|||)
弊所の顧客様からのお問い合わせで多いのは、
「療養の費用の支給」と「休業補償給付」でとなっており、
世間的にみても、これらの保険給付への対応が多いです。
もちろん、これらの保険給付を受けないに越したことはありません。
ですが、事業主の方は、業務中に従業員の身に何かあった場合は、
こんな保険給付あったなと思いだし、社会保険労務士に相談いただければと思います。
今後しばらくは、労災にかかる保険給付についてブログを書いていきますので、
是非ご愛読していただければと思います(‘_’)